音楽室計画 Part 4-2

2004年2月19日
音楽室計画 Part 4 の補足を少し。

石井式リスニングルームですが壁面と天井の音響処理に使う素材は、プラスターボード(石膏ボード)、コンパネ(ラワン合板)、グラスウールなどです。仕上げに使う材料も高級感にこだわらなければシナ合板でOK。ウチの場合はコスト優先なのでシナ合板。
いずれも極めてローコストな材料です。
もうひとつ魅力的なのは、完成後に追加する高価な音響調整用グッズが不要であること。

有名な音響設計事務所の設計でリスニングルームを作っても、完成後、さらに音響調整用品を追加使用されている方の例をよく目にします。
やはり、そのままだと十分満足な再生音が得られなかったからだと思われます。

音響調整用品っていろいろあるみたいです。
変てこなスノコ(?)、発泡スチロール・キューブの組み合わせからなるオブジェ(?)、アイスホッケーのパック(?)、ちょっと細身のサンドバッグ(?)などなど。
いずれもかなりのお値段のようです。

で、例えば石井式のSさんのお宅は

http://www.sugiura-arch.co.jp/works/hama/main.html

がオリジナルの状態ですが、昨年12月にお邪魔したときは竣工から1年以上経っていたわけですが、音響調整用Goodsは一切なし。
でも、石井さん曰く、Sさんとこの部屋は行くたびに物が増えてるんですよね、とのこと。
居心地がいいためにいろんなものが運び込まれるようですが、音響調整用品だけは別なようです。

カミさんに様々な音響調整用品が設置された状態の写真を見せたところ、即座にすべて却下。
というわけで、石井式の完成後は追加音響調整用品がないことを期待しています。
コスト面(リフォームにお金がかかりすぎてその手のものにはとてもお金を使える状況ではない (汗))とインテリア面(これは特にカミさんの抵抗(恐))の理由から。

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