音楽室計画 Part 10

2004年4月28日
久しぶりに音楽室計画の途中経過について記したいと思います。
このところムチャクチャ忙しくてなかなか書く時間がなかったんです。

昨日(27日)、石井式オーディオルームの推進者であるHOTEIさん(松浦さん)の中間検査を受けました。

ひどい天気で、ほとんど嵐。松浦さん、びしょぬれになりながら我が家を訪れてくださいました。

この中間検査は防音壁の施工が終わり、石井式の特徴である防音壁と部屋の1番内側の壁となる反射壁との間の吸音層のための2層の銅縁の内、1層目ができた時点で行なわれます。
(壁構造の詳細は僕のHomepageのLinkのPageからHOTEIさんのサイトに行ってご確認ください)

松浦さんに、"丁寧な仕事"ですと言っていただいたので立ち会ったリフォーム会社の関係者、担当している大工さんもまずは一安心。

でも、松浦さん、ちょっと変なところを発見。
2層目の銅縁の1部の施工が始まっていたのですが、大工さんが、天井が垂れさがることを恐れて1層目と同じ方向の桟を追加していたのです。
このままでは、1層目、2層目の銅縁が平行に重なる部分ができ、吸音のための音の流れがこの部分で遮断されます。

なかなか文章では表現しにくいのですが、いずれにしてもこの桟は撤去されることになりました。

松浦さんから、説明があり、大工さんも納得。大工さんとしては強度を考えてそうしてしまったのですが、石井式の意図を理解しないで、設計と異なることをやろうとすると、間違いを犯すことになるので要注意。
皆で、"反射板を貼る前に見つかって良かったね。"ということでほっとしました。

松浦さん曰く、最初見たとき、なんか違和感あったんだけど、すぐには気がつかなかったとのこと。

このリフォーム工事が始まってからやはりいくつか問題が起きそうな場面に遭遇しました。
これらは石井式とは直接関係はない部分ですが、ひとつは床の土台となる大引きの作り方の問題、もうひとつは、電気配線の引きまわし方で、防音壁に開ける穴を最小限にする必要があるため一部をやり直してもらいました。

やはり、良く見ていないとダメです。リフォームで住みながらの工事のため、比較的目は届きやすいのが幸いしています。
大工さん、電気屋さんも悪気はないのですが、完全にこちらの意図を理解できているわけではないので、しょうがないこともあります。
もう、かなり疲れました。

もうすぐ、工事開始から1ヶ月になるんですが、完成まではまだまだです。
カミさんは、近所の人から、"お宅まだ、工事が続いてるのね、何やってるの"という感じでこの長期間の工事は不思議がられるようです。

普通のリフォームだったらもうとっくに終わっているんですが…。

この次の検査は完成後になります。
楽しみですが、不安もあります。

今日はここまで。

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