もうちょっとで完成の音楽室。
でも、ちょっとしたトラブルでまた、1週間近く遅れそう。

トラブルというのは単にエアコンの室内機の取り付け位置。
本来こちらが期待していた位置とは異なる場所についてしまったのです。
書くとそれだけのことなんです。
音響的な反射板の部分と吸音部分の組み合わせとの関係でエアコンはココと決めていた場所がありました。でも、そこは電器屋さんにとっては無理な位置で取付けることができなかったんです。そして、そうであるにもかかわらず、許可を得ないで取付可能な場所に強引につけてしまったため悲劇(?)が起きました。

結果はやり直し。そのやり直しが半端ではありません。
とりあえずエアコンは取り外し。これは当たり前。
それで、今度はエアコン取付可能な次善の位置にするために吸音部と反射部の板材の位置変更。
エアコン取り付けのために木ネジの穴だらけになった仕上材が露出してしまうので、その部分の合板は張替え、そして塗装のやり直し、それが終わってから再びエアコンの取付になる予定です。

クロス仕上だったら全然簡単なんですが、そうはいかないのがつらいところ。

ふぅーっ。この、2、3日すごく疲れました。
こんなある意味つまらないミスのために…。
今までもいろいろ疲れることはあったんで、もう十分。これ以上のトラブルが起きないことを祈っています。

でも、うれしいこともありました。
やっと、インプラスという商品名の内側の窓が付きました。
これでかなり防音効果があがりました。
ほぼ満足いくレベルになりました。
ウチの場合、隣家との位置関係からピアノの音やオーディオの音で周囲に迷惑をかけることは以前からほとんどなかったんです。
問題は、前の通りからの車の騒音をどのくらい防げるかということ。
大きな通りではないし、交通量もたいしたことはないんですが、今まではさすがにバス(昼間1時間に上下合わせて2本くらいの田舎のバス)が通るとかなり気になりました。

今回窓が2重になった今、普通の車はほとんど聞こえないくらい。バスはさすがに聞こえますが、かなり抑えられた感じでここまでくればあまり気にならないと思います。
外側の窓ガラスはラミシャットという商品名の合わせガラスで3mmのガラス2枚の間にフィルムをはさんだもの。
これはいわゆるペアガラスと呼ばれている間に薄い空気層を設けたガラスよりも防音効果は高いといわれています。
断熱効果ではペアガラスが上なんですが。
合わせガラスの欠点は値段がすごく高いこと。
単板ガラスに比べるとケタ違いです。
防音効果と断熱効果のどちらも優れたものに2枚のガラスの間が空気でなく真空になっているガラスもありますが、さすがにこれは合わせガラスよりももう少し高価なようです。
防音効果としては真空ガラスに近いので結局合わせガラスを選びました。

でも、内側のインナーサッシのガラスはやはり高すぎて合わせガラスを使うことができなかったので、なるべく厚いガラスということで6mmの単板にしました。
防音についてはどこまで達成できるかかなり気になっていたのでまずは一安心といったところです。

コメント