またまたOldさん邸へ

2006年2月26日
Oldさんのところのオーディオの改善はとどまることを知りません。
このところの変化は目を見張るものがあります。

というわけでお招きいただいたのをいいことにずうずうしくも昨日またまたうかがってきました。
HS-500は手前に出されてスケール感が増したこと。
それにパワーーアンプがタマからマッキントッシュ2台でのパワフルなマルチ駆動になったとのことです。
この短期間にどんどん変わってます。
しかも、前日にはSuper Tweeterも変わったとのMailがはいってビックリ。

Super TweeterはタンノイのST-50。24金蒸着のダイアフラムがとってもゴージャス。今まで使っていたパイオニアPT-R4はアルテックA7用になっています。
ST-50のほうがPT-R4よりも能率が高いのでHS-500のトゥイータH-70HDとは繋ぎやすいとのこと。

早速、聴かせていただいたのがヨーヨーマのコダーイ無伴奏。
ウチにもあるんですが、ずいぶん印象が異なるのでビックリ。
フワッとした響きが空間を満たします。
続いて聴かせていただいたサイトウキネンのシューベルトでもこのフワッと感と弦の奥行き感が印象的。
スピーカが前に出たので、奥に展開する弦の響きとの位置関係がより不思議に感じられます。
私には前回と比べてこのフワッとした響きが一番違うように感じられました。
OldさんによるとタンノイのSuper Tweeterでは、響きがより華やかになったとのことですが、この効果もあるのかもしれません。
弦の繊細な鳴らし方はHS-500の得意技ですが、それがすごく良く引き出されています。

おもしろかったのはPT-R4が追加されたアルテックA7との聴き比べ。ソースとして選んだのはもっともA7が苦手そうなジョシュア・ベルのチャイコフスキー、Swan Lakeとナタリー・コールのヴォーカル。
こりゃイジワルテストです。さすがに比較されちゃうとA7は粒子の粗さを露呈してかわいそう。でもSuper Tweeterが加わったA7は前よりも柔らかくなっていてこれだけ聴いているともちろんそんなに悪くはないんです。
OldさんはA7の調教にますます意欲を掻き立てられているようです。

Oldさん、ありがとうございました。またまたすっかりお世話になりました。

ところでウチに帰ってヨーヨーマを早速聞いてみたところやっぱり印象が違います。うちではあのフワッとした柔らかい響きはないんです。
どうもウチはピアノに合わせて調整しているせいか弦は苦手なのかも。悩ましいです。

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