先週末にやっとA先生のピアノ発表会のCD制作がやっと完了。
今週の初めにお渡しすることができました。
今回は40日以上かかってしまったことになります。
この間、A先生は発表会参加者の方から催促を受けたようで、申し訳なく思っています。

今回もバイオリンと歌曲がそれぞれひとりづついらしたのですが、マイク位置が比較的よかったので自然な音で録れたと思っています。
僕の録音は近接した2本の無指向性マイクのみのいわゆるワンポイントステレオ録音なのですが、問題はこれでピアノもバイオリン、ヴォーカルもこなさなくてはならないこと。
当然ながらソロ・ピアノとバイオリン、ヴォーカルではマイク位置を変えます。
バイオリン、ヴォーカルでは伴奏のピアノとのバランスを考えて
マイクを少し離した位置に置きたいのですが、今回はほぼ理想的な位置に置けたのです。
というのは今回の会場には舞台がないから。
もともとリハーサル用のスペースなので、演奏者も聴取者も同じ床の高さ。舞台のある会場だと、そこまでマイクを引こうとすると舞台からはみ出しちゃう。
発表会の進行もあるのでマイクを舞台から下ろしたり上げたりするのまではちょっとムリなのです。

そこで、以前は舞台の向かって右端の方にマイクを置いてバイオリンをとったことがありましたが、バイオリンの女の子のお父さんから、バイオリンの音がピアノに比べて小さいだの、バイオリンの指向性がわかっているのかなどのクレームを間接的にいただいてしまいました。
だって、そんなにマイク近づけたら確かにバイオリンの音はピアノに比べて大きくなるけどバランス的に不自然なのに…
小さい女の子のバイオリンなのでもともと音が小さいんだからそれが自然なのに…
と思いつつ、ご希望にそってその次の会ではできるだけ正面に近い位置でマイクを上に上げて録りましたが、今度は小さな女の子の弾くバイオリンの音がピアノに比べて異様に大きく、近くに聞えて変なバランス。僕はヘンテコな音だと思いましたが、その時は女の子のお父さんからのクレームはなかったのでお気に召されたようです。(^^;)

というわけで特にバイオリンには気を使うことが多いのですが、今回はいいのではないかと自分では思ってます。
バイオリンの女の子も小学4年生になってしっかりとしたいい音がでるようになってきたのでそれも効いていると思います。
これはOldさんがこられた時に聴いていただいたのですが、まずまずの評価だったかと思います。
(あんまりはっきりとした評価は聞いてないかも…僕の思い込みでないことを祈ります。)

A先生や発表者の方の感想、評価はこれから…
気に入っていただけるといいのですが。

そうそう、もうひとつCD制作について。
演奏者がミスをして、弾き直しをした場所などを修正するのですが、その切り貼り技術は自分でもかなりうまくなったのではないかと思っています。
できたCDを耳で聞いて切り貼りの場所を特定するのはまったく不可能。こんなことができるのは最新のデジタル編集機能のおかげです。すごい時代になったものです。

P.S.
やっとCD制作終わったと思ったらこの日曜日にはカミさんのお弟子さんたちによるミニコンサートが自宅で行われます。当然録音とCD制作が待ってます。フゥッ、またがんばらなくっちゃ。

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