Project 180 Part 3

2007年10月23日
Project 180 Part 3
修理に出していたノート・パソコンがやっと戻ってきたのでこのProject、180度反転配置替えの最終調整、周波数特性測定による微調ができるようになりました。

新しい配置では右チャンネル側の定在波の影響が大きいようです。これはシミュレーションからも予想していました。
このため、右側スピーカーの低音域での周波数特性のうねりはかなり大きいのですが、聴感上ではあまり違和感はないみたい。
たぶん、100Hz以下の低音では方向感があまりないためこの領域では右左の総合特性になるからだと思われます。

最終調整で、スッキリとした音になりました。
それと実はこの配置替えと同時にアンプの編成替えをおこなったことが音色の変化をもたらしています。
今まで、HS-500のトゥイータH-70HD用に使っていたMarantz SM6100SA ver.2に換えてスーパー・トゥイータに使っていたSM-17SA ver.2をH-70HDに当てることにしました。
さらにスーパー・トゥイータには新規に導入したサンスイ AU-α607 MOS Premiumを与えました。
またまた骨董品が増えたわけですが、これは思っていたよりもかなり大きな変化でちょっとびっくり。
なんかサンスイのMOSアンプ独特の音になった感じがします。
(^^;)
でも、この独特のサンスイMOSサウンドは私の好みなので結構満足しています。

やはりSM6100SA ver.2の性格がどうも前の音に大きく反映していたようです。どちらかというとパリパリした感じ。それで悩んでいたところOldさんからはタマのアンプを試してみたらというアドバイスもいただいていたんですが、どうやらこれで落ち着きそうです。
AU-α607 MOS Premiumは骨董品ですが、サンスイのMOSファミリーなので未だに結構人気はあるようで某ショップでのお値段もかなりのもの。音を聴くまでは本当に投資効果が得られるか心配でしたが、正解だったと思います。

しかし、僕はなんでこんなに骨董品ばかり集めてんだろう??

P.S.
写真は新配置のリスニング・ポジション側。
SACDマルチ、DVD用のリアスピーカが見えます。

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