AcousticTao邸 OFF 

2008年1月21日
AcousticTao邸 OFF 
19日にblog、AcousticTao(URLは以下をご参照ください)のtao邸を訪問させていただきました。
http://diary.jp.aol.com/ujxq5uhfjdqt/

待ち合わせた駅の近くの駐車場で待っていたのはシルバーメタリックの巨大なセダン。有名な風車マークの最大クラス。
巨艦が凪の大海原を進むようなスンバラしい乗り心地。小柄な僕には大きすぎるシートですがヒータが付いていてお尻が暖かい。
クルマはすべるように閑静な住宅街へ。

と前置きはこのくらいにして本題に入りますが、taoさんは1年ちょっと前に約10畳のオーディオルームを石井式にリフォームされています。
床を下げてコンクリートの上にじかに床を張っているので、床の強度は完璧で、天井高も270cmと普通の部屋よりも高い。
壁、天井の表面の仕上げはスプルースの羽目板で、高級感があります。
ここに鎮座している主役はGERMAN PHYSIKSのHRS 120 Carbon、アンプ系はViolaのプリとメイン、アナログはRoksanの別電源使用プレーヤとイコライザ、カートリッジはLyra、CDプレーヤはEMMだがTransportは入院中。
まさにハイエンド。スピーカは思ったよりコンパクトで部屋との視覚的マッチングも抜群。

でも、驚いたのはその音。EMMが入院中なのでアナログのみの試聴だったのですが、まず最初のバイオリンの"悪魔のトリル"で衝撃を受けました。空間の再現性と呼んでいいのかどうかわかりませんが、まさにバイオリンをそこで弾いている感じ。その後に聴かせていただいたバロックやエルガーのチェロコン、合唱などどれも空間の表現、雰囲気はすばらしいものでした。
石井式の柔らかいキレイな部屋の響きが貢献しているのは間違いありません。それにtaoさんが愛情を注ぐアナログの質感も後押ししていたのかもしれません。

GERMAN PHYSIKSはたぶんオーディオショップなどで他と比較されたらあまり目立たない部類のスピーカのように思いますが、これを選択されたtaoさんの目利きには感心させられます。
生のコンサートに足繁くかよって得られたイメージとコンサートの雰囲気をオーディオルームで再現したいというコンセプトをしっかり持っているからこそできたのでしょう。

この後、2階でPSD T3とSD05によるCD再生も聴かせていただいたんですが、GERMAN PHYSIKSの衝撃があまりにも大きかったので、ちょっとイメージが薄くなってしまいました。
ゴメンナサイ。

EMMが直ったら、今度はCD/SACDをお聴かせください。
taoさん、ありがとうございました。

写真はtaoさんの1階のオーディオ機器の全容。
一応すべての機材が映っています。(アングル、工夫してみました。笑)

コメント