Old邸訪問

2008年4月29日
Old邸訪問
この前の土曜日26日にOld邸を訪問しました。
OldさんのHPはこちら。

http://www.netjoy.ne.jp/~b-shige/

一段と調整の進んだ現代版HS-500を聴かせていただくのが主な目的。
でもその日のトップバッターはESL-57、ご存知QUADの初期のコンデンサ・スピーカーです。
ジャズ・ボーカルとヒラリー・ハーンのバッハ無伴奏を聴かせていただきましたが、非常に自然な音。
保護回路が入っていないので、大音量モノはムリですが、こういうソースだと実に魅力的。
振動板が大きいので定位感はどうかなと思ったんですが、全く問題なし。高音用の振動板の左右に低音用の振動板を配したHorizontal Twin (?) 構成の恩恵でしょうか?

さてメインはやはり調整が進んだ現代版HS-500。
dbX Drive Rack 4800のヴォイシングをグライコ・モードからパラメトリック・モードに変更してからうまくはまったとのことなのですが、全く違和感のないバランス。雑味のないクリヤーな感じは現代版の特長。

OldさんはHS-500の超低音域を補うためにJBL 4344MK2のウーファをサブウーファとして加えているのですが、これはヘルゲ・リエン トリオのスパイラル・サークルのバス・ドラムにはすごく効果的。サブ・ウーファを使っているウチの方が軽い感じの低音で超低域まで延びてはいるんですがジャズのバスドラムにはJBLの重めの締まった感じの低音の方が合うのかもしれません。

いろいろ聴かせていただいたのですが、ウチではどうしても神経質で耳障りになってしまう弦の高い方の音もさわやかに鳴ってしまうのがOldさんの調整の妙。
ウチでは合うソフトと合わないソフトの落差が大きすぎるかも。
SACDはいいんですが、CDで聴く高い弦の音は特に難しい。
ちょっと考えさせられてしまいます。

写真はOldさんちから無断借用した(m(_ _)m)現代版HS-500。
ご覧のとおりアルテックA5、JBL 4344MK2と共に置かれています。
OldさんのところのアルテックもJBLもすごく自然な感じで鳴っているんですが、最近は現代版HS-500の稼働率が高いようです。

コメント