久しぶりの山歩き(反省)
山から下りてきて、階段を下りるときの筋肉痛に悩まされています。

なぜゴアテックスの雨具を着ていたのにズブ濡れになったのかがわかりました。
生地の縫い目のところの裏側に防水のために貼ってあったテープがそこらじゅうで剥がれかかっていたんです。
これじゃあ豪雨の中を何時間も歩いていたらしみ込んでくるのは当たり前。
たぶんこれを買ったのは15年くらい前になると思います。
雨具としての寿命がきていたようです。
結局内側がズブ濡れになったために水が足を伝わって靴の中にまで入り込んで靴の中までズブズブになったんだと思われます。

完全な準備不足。
まだ、下りだったから良かったようなものの縦走中だったらさらに悲惨なことになってしまったかもしれません。
ある意味では幸運だったのでしょう。
技術がない僕たちは危険なところには行かないのですが、山は特に危険をうたっていないところでも、気象状況が悪化すれば当然危険な状況に陥ることがあるわけで、万全な準備をしていても問題が起きることがあるのですからこんな準備不足ではなおさら。
事前にちゃんと点検しておくべきでした。
反省です。

帰ってから白馬の雪渓で土砂崩れにあって亡くなられたかたのニュースを聞きました。僕らもずいぶん前に2回登ったところです。ベテランのガイドでも、一般の登山客が登るようなあのコースで事故にあうくらいですから自然の厳しさを改めて思い知らされました。
亡くなられた方々のご冥福をお祈りいたします。

写真は蝶槍の頂上で

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