Haute Route Trekking (Planning Part 3)

いろいろ心配だったので、申し込むまでにガイドのMさんにメールで何度も質問しました。
僕はフランス語はできないのでやりとりは英語なのですが、時差の関係で、夕方から深夜にかけてメールすると、数時間もかからずにメールを返してくれるので非常に助かりました。

先ず問題だったのは靴。
用意するものリストの中に"Crampons with automatic binding"、つまりオートマチックバインダー機構のあるアイゼンがあります。
冬山をやるつもりのない僕たちはCramponsは現地で借りるつもりですが、問題はそれにマッチする登山靴で、軽登山靴（トレッキングブーツ）ではダメということ。冬用のオールプラスチックのゴツイ登山靴が必要なのかとビビりましたが、セミオートマチックのCramponsに対応するヒールがある4シーズン用の登山靴であればOKだということがわかりました。
僕が昨年買った靴は合格。Cramponsのことなんかまったく気にせず買ったのですが、たまたま対応しているものだったのでこれはラッキー。
問題はカミさんの靴で、カミさんのはまだ新しいんですが、トレッキングブーツでヒールがセミオートマチックのCramponsに対応していないのでバツ。
まあ、でも4シーズン用の登山靴だったらこれからも夏の日本アルプスあたりでは履けるので無駄にはならないからこの際買うことを考えています。
現地で買ったり、借りたりすることも可能かもしれませんが、履き慣れない靴で7日間の山歩きをするのはかなりのリスクがありますので、やはりこちらで買って履き慣らしていきたい。

ガイドのMさんにお勧めの登山靴を紹介してくれるよう頼んだら、3つのブランドのいくつかを候補として挙げてくれました。
その中で日本で手に入りそうなのはSportivaの女性用のもの。Sportivaというブランドは初めて知りました。
推薦してくれたSportivaの2種類の内、ひとつはHeavy Dutyの冬山用だったのですが、もうひとつはかなり軽量にできたトレッキングブーツに近いものなので、これがよさそう。Trango S EVO GTX。

http://www.sportiva.com/products/prod/284

トレッキングブーツ並みの軽量ブーツですが、ちゃんとCramponsに対応している。
これについては昨年末に神田のショップに出向いたのですが、サイズがなくて、現在次の入荷を待っているところ。
もし、万一足に合わない場合には、同クラスのものが他社製でもあるようなので何とかなりそうですが、このSportivaのものはかなり評判もいいみたいです。
これで第一関門は何とか突破できそうですが、さらにまだ問題が…

まだまだ続きそうです。