Haute Route Trekking (Planning Part 4)
現地のトレッキング・ツアーに参加する上でもうひとつ問題になったのが保険。

万一の時の捜索費用とか、ケガしたり死んだりした時の本国送還費用をカバーする保険に入らないとツアーには参加させないというのが、この山岳ガイド会社の方針。
普通のトレッキングだったらクレジット・カード会社の旅行保険でもカバーされるんですが、アイゼン、ピッケルを使うとなると本格的な登山とみなされカバー範囲から外れちゃう。
ネットで調べても日本の保険会社のは結構高そうだし、保険の規約って難しすぎる。
それに日本の保険屋の保険に入っても英文の規約(Policy)がないとガイド会社に条件を満足していることを証明するのが難しい。

というわけでこれもガイドのMさんに相談して海外の保険屋さんを紹介してもらいました。
ちなみにヨーロッパ在住の人には適切な保険があるみたいです。
紹介されたのはデンマークの保険屋で今までアメリカ人のツアー客で実績があるとのこと。
モータースポーツ以外はなんでもカバーするというかなり大雑把な旅行保険。
ネットで申し込んだのですが、おかげで英語の保険用語について少し勉強になりました。
規約はPolicy、保険料のことをPremiumと言うそうな…。
こんなの海外で保険に入ったことがある人じゃないとわかりませんよね。
保険の規約は日本語だって難しいので、英語だとさらによくわからない。

ガイド会社は参加者がかける保険は万一のためのヘリなどによる捜索費用もカバーしてないとダメとHPの中で言っているんですが、その保険屋の担当者とChatで話したら、(HPにQ&AのためのChat機能がついている!!)捜索費用は出ないと言ってました。
でも、ガイド会社は僕たちがこの保険屋さんと契約したエビデンスを提出することでツアーの申し込みを受付けてくれました。まあ、彼らが推薦した保険屋だからあたりまえといえばそれまでですが…
保険の内容について保険会社は捜索費用を出さないといっていることをガイド会社に相談しようとも思ったんですが、それがわかった場合に申し込むべき保険がなくなってツアーに参加できなくなるといやだったので、それについてはガイド会社には何も言ってません。
ガイド会社もその保険の内容がよくわかってないのかも。実際に遭難したらどうなっちゃうんだろう??
ケガしたり、死んだりした時の搬送にかかった費用は出るようなんですけど…う~ん。
日本の旅行社のツアーだったらこういうところは苦労しなくて済むんでしょうけれど。

何もないことを祈っています。あるいは何かあってもその時は二人とも同時に逝ってしまえれば問題ない(?)わけなのですが…

なんだかまだ続きそう。
できれば閑話休題で少しオーディオネタをはさもうと思いますが…

コメント