自宅から大山へ Part 1
2009年4月15日 エッセイ
たまたまこの前大山に登ったときにもらったハイキング案内のパンフレットを見ていたら広沢寺(こうたくじ)温泉から大山に登るコースが載っていました。
広沢寺温泉から大山山頂まで3時間って書いてある。
広沢寺温泉へは最近歩いているコースの順礼峠から下っていけばそんなに遠くないような…
ということは自宅から大山まで歩いていくことも可能かも…
でも、自宅近くからバス通りの道を登山靴で歩くのもナンなので、歩くと30分くらいかかるバスの終点の上古沢の停留所まではバスを利用することにして…
ということでこの前の日曜日に実行に移すことにしました。
バスの終点から4時間くらいあれば頂上につけるのかなと思っていたのですが…甘かった。
今回もこの夏のトレッキングのためのトレーニングを兼ねているので約8Kgくらいの荷を持ちます。
大山登山としては異常な過剰装備。
雨具、防寒用のフリース、インナーダウン、鍋とストーブ、ヘッドランプなどなど小物までフル装備。
こんな大げさな装備で大山に登る人はあんまりいないでしょう。
カミさんにとっては新しく買った登山靴Sportiva Trango Sの足慣らしのためでもあります。
僕もカミさんも軽登山靴(Trekking Boots)ではなく、4シーズン用の登山靴(Mounteneering Boots)なのですから、これも大山登山では過剰な足回りの備えです。
もっとも僕らの靴は軽登山靴並みの重量なのでそんなに重くはないのですが…
今回は出だしからハプニング続きでした。
途中、広沢寺温泉でトイレ休憩した時に僕の時計がどうもおかしいのに気づきました。
どうも、動いているよう見えるんですが…万歩計の時間からひどくずれている。
しょうがないので、万歩計の時計を頼りにすることにしました。
広沢寺温泉を出てからもしばらくはアスファルトの林道が続くのですが、5分くらいのところに分岐があります。
ここを道標も見ずにかなり前を行くハイカー(?)も行き先が同じだと勘違いして左の道を登ったのが大失敗。
彼らは途中の左の岩場の前でザックを降ろし、岩壁のルートをチェックしてるじゃないですか。
彼らはハイカーではなく、クライマーだったんです。
この岩場にトレーニングに来ていたみたい。
やっとルートを間違えたことに気がついた僕らは今来た上りを分岐まで引き返す羽目に…
ここで15分くらいはロスしたでしょうか。なんともオバカなハイカーです。
この後も、アスファルトの道をだらだらと上ります。
これが長くてイヤになります。
山の神トンネルで新しく買ったヘッドランプを試してみましたが、向こうに出口も見えるのでわずらわしさを感じるだけで効果はイマイチ。
やっぱり効果確認は夜じゃないとダメかも。
途中でかかとの擦れがちょっと気になったので腰を下ろしてかかとにCompeedを貼ることにしました。
Compeedは靴擦れ防止専用のバンソウコウみたいなもの。フランスの山岳ガイドのお薦め品。
朝、出かける前に貼ってこようと思っていたんですがバスの時間を気にしていたら忘れちゃいました。
ここでもかなり時間をロス。
手に登山靴のビニール袋を持ってスニーカーで軽快に登って行く単独行の熟年ハイカーに抜かれ、さらに先ほど追い越した60代くらいのハイカー御夫婦にも抜き返されてしまいました。
アスファルト歩きにあきあきしてしばらくした頃、やっと山道の始まりの不動尻に到着。
僕らが着いた頃には先ほどの単独行ハイカーは登山靴を履いて赤いロングスパッツを着けて出発するところでした。
(この季節に雨も降っていないのになぜロングスパッツなのかは?? ヤマビル対策?? ヤマビルにはまだちょっと早いような気がするし、この2週間くらい雨が降っていないのでそんなに心配することはないように思いますが… う~ん、ちょっと気になります。)
ハイカーご夫婦もここで休憩していましたがこの先は大山までは登らないようでした。
不動尻を10時20分に出発。
ここからの登りは快調に高度を稼ぎますが、結構キツイ。
カミさんはペース作りがうまいのでいつも先に行ってもらうのですが、ここでも絶妙のキツイペースを刻んでくれます。
結局、唐沢峠(この峠の名前後から知りました。(^^;))手前のピークに出るまでキツイ登りが続きました。
ここまで不動尻から50分くらいだったでしょうか? 正確な時間は記録し忘れました。
ここで小休止。水分補給、それから小さなスポンジケーキでエネルギー補給も。
スポンジケーキが効いたのとこの後しばらくは尾根筋の緩いアップダウンが続いたのでだいぶ楽になりました。
しばらく歩いたところでの途中のベンチで水補給休憩。
天気も良くなったし、風が冷たくて気持ちいい。
このまま、山頂に着くかと思いきや、そうは問屋が…
山頂が近くなったと感じてから、またキツイ階段登り。
もう少しのはずと思うから余計登りが長く感じる。
頂上直下であの赤いスパッツのおじさんが下ってくるのと出会いました。速っ!!
すごい健脚。
僕らはやっと12時45分頃頂上到着。
不動尻からの所要時間は休憩も含めて2時間25分くらい。
これが速いのか遅いのかはその時はよくわからなかったのですが…
少し続きます。
写真は大山山頂で
広沢寺温泉から大山山頂まで3時間って書いてある。
広沢寺温泉へは最近歩いているコースの順礼峠から下っていけばそんなに遠くないような…
ということは自宅から大山まで歩いていくことも可能かも…
でも、自宅近くからバス通りの道を登山靴で歩くのもナンなので、歩くと30分くらいかかるバスの終点の上古沢の停留所まではバスを利用することにして…
ということでこの前の日曜日に実行に移すことにしました。
バスの終点から4時間くらいあれば頂上につけるのかなと思っていたのですが…甘かった。
今回もこの夏のトレッキングのためのトレーニングを兼ねているので約8Kgくらいの荷を持ちます。
大山登山としては異常な過剰装備。
雨具、防寒用のフリース、インナーダウン、鍋とストーブ、ヘッドランプなどなど小物までフル装備。
こんな大げさな装備で大山に登る人はあんまりいないでしょう。
カミさんにとっては新しく買った登山靴Sportiva Trango Sの足慣らしのためでもあります。
僕もカミさんも軽登山靴(Trekking Boots)ではなく、4シーズン用の登山靴(Mounteneering Boots)なのですから、これも大山登山では過剰な足回りの備えです。
もっとも僕らの靴は軽登山靴並みの重量なのでそんなに重くはないのですが…
今回は出だしからハプニング続きでした。
途中、広沢寺温泉でトイレ休憩した時に僕の時計がどうもおかしいのに気づきました。
どうも、動いているよう見えるんですが…万歩計の時間からひどくずれている。
しょうがないので、万歩計の時計を頼りにすることにしました。
広沢寺温泉を出てからもしばらくはアスファルトの林道が続くのですが、5分くらいのところに分岐があります。
ここを道標も見ずにかなり前を行くハイカー(?)も行き先が同じだと勘違いして左の道を登ったのが大失敗。
彼らは途中の左の岩場の前でザックを降ろし、岩壁のルートをチェックしてるじゃないですか。
彼らはハイカーではなく、クライマーだったんです。
この岩場にトレーニングに来ていたみたい。
やっとルートを間違えたことに気がついた僕らは今来た上りを分岐まで引き返す羽目に…
ここで15分くらいはロスしたでしょうか。なんともオバカなハイカーです。
この後も、アスファルトの道をだらだらと上ります。
これが長くてイヤになります。
山の神トンネルで新しく買ったヘッドランプを試してみましたが、向こうに出口も見えるのでわずらわしさを感じるだけで効果はイマイチ。
やっぱり効果確認は夜じゃないとダメかも。
途中でかかとの擦れがちょっと気になったので腰を下ろしてかかとにCompeedを貼ることにしました。
Compeedは靴擦れ防止専用のバンソウコウみたいなもの。フランスの山岳ガイドのお薦め品。
朝、出かける前に貼ってこようと思っていたんですがバスの時間を気にしていたら忘れちゃいました。
ここでもかなり時間をロス。
手に登山靴のビニール袋を持ってスニーカーで軽快に登って行く単独行の熟年ハイカーに抜かれ、さらに先ほど追い越した60代くらいのハイカー御夫婦にも抜き返されてしまいました。
アスファルト歩きにあきあきしてしばらくした頃、やっと山道の始まりの不動尻に到着。
僕らが着いた頃には先ほどの単独行ハイカーは登山靴を履いて赤いロングスパッツを着けて出発するところでした。
(この季節に雨も降っていないのになぜロングスパッツなのかは?? ヤマビル対策?? ヤマビルにはまだちょっと早いような気がするし、この2週間くらい雨が降っていないのでそんなに心配することはないように思いますが… う~ん、ちょっと気になります。)
ハイカーご夫婦もここで休憩していましたがこの先は大山までは登らないようでした。
不動尻を10時20分に出発。
ここからの登りは快調に高度を稼ぎますが、結構キツイ。
カミさんはペース作りがうまいのでいつも先に行ってもらうのですが、ここでも絶妙のキツイペースを刻んでくれます。
結局、唐沢峠(この峠の名前後から知りました。(^^;))手前のピークに出るまでキツイ登りが続きました。
ここまで不動尻から50分くらいだったでしょうか? 正確な時間は記録し忘れました。
ここで小休止。水分補給、それから小さなスポンジケーキでエネルギー補給も。
スポンジケーキが効いたのとこの後しばらくは尾根筋の緩いアップダウンが続いたのでだいぶ楽になりました。
しばらく歩いたところでの途中のベンチで水補給休憩。
天気も良くなったし、風が冷たくて気持ちいい。
このまま、山頂に着くかと思いきや、そうは問屋が…
山頂が近くなったと感じてから、またキツイ階段登り。
もう少しのはずと思うから余計登りが長く感じる。
頂上直下であの赤いスパッツのおじさんが下ってくるのと出会いました。速っ!!
すごい健脚。
僕らはやっと12時45分頃頂上到着。
不動尻からの所要時間は休憩も含めて2時間25分くらい。
これが速いのか遅いのかはその時はよくわからなかったのですが…
少し続きます。
写真は大山山頂で
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