Project "M" - Chamonix Day 2
2010年7月5日 旅行
6月19日(土)、今日はラック・ブラン(Lac Blanc)へハイキングの予定。
ラック・ブランは白い湖という意味。
天気がよければそこからのモンブランの眺めがすばらしく、湖面に映った逆さモンブランが味わえるとのことだが、今日の天気は冴えない。
朝から小雨模様。
上はゴアテックス雨具、下はゴアテックスのアルパイン・パンツをはいてほぼ完全武装で出発。
インフォメーション・センター近くのパン屋さんでフランス・パンを購入。昨日のパン屋さんとどちらがよいか比較のため。
シティ・センターのバス停で隣町のレ・プラ(Le Praz)行きのバスを待つ。
バスはホテルでもらったサービス券を見せればタダなのでありがたい。
レ・プラでバスを降りてラ・フラジェール(La Flegere)行きのケーブル・カー(日本語ではロープウェー)へ。
当初の計画ではラ・フラジェールからさらにチェアリフトでアンデックス(index)まで上がってからラック・ブランへ向かう予定だったが、切符売り場でアンデックスまで買おうとしたら、窓口のオバサンから雪が多いためアンデックスから行くのは止めたほうがいいとのアドバイスをもらう。
雪が多い場合には道迷いの危険が増すため、素直にアドバイスに従いラ・フラジェールまでの往復券を購入する。
ラ・フラジェールでも天気は相変わらずよくない。
標識に従って、林道を歩き出すといきなり東洋人の年配の男性とすれ違う。
あまり早い時間ではなかったので、湖から下りてきた方かと思ったのだが、声をかけたら日本人でどうも湖への道がよくわからなくて引き返してきたらしい。
林道がすぐに工事中(?)で途切れているようだ。
左側の斜面にフットパス(Footpath)らしきやや不鮮明な上り口があるので、3人でそこを登ることにする。標識も何もないのでやや不安。
道はあまりハッキリしない。右下に林道が見えるが確かに途切れているように見える。
やがて前方上方に標識としっかりとした道が現れてホッとする。
湖に向かうのは我々3人だけで他に誰も居ない。
こんな天気に湖に行くのはもの好きな日本人だけなんですかねぇ等と話しながら進む。男性はシャモニーの知人宅に長期滞在しながら周辺のハイキングを楽しんでいるとのこと。既に悠々自適の生活なのか…ちょっとうらやましい。
彼はアンデックスまで上がったがやはり道がわからなくてラ・フラジェールまで戻ってきたとのこと。僕らは切符売り場のオバサンのアドバイスに従って正解だったようだ。
道はトラバースしながらだらだらと登るが急なところはほとんどない。
晴れていれば右側にシャモニー・ヴァレーをはさんでモンブランやシャモニー針峰群やメールドグラス氷河などが見えるはずだが、眺望はほとんどない。
雪渓をいくつか渡ったところでラック・ブランの小屋が見えた。
ラ・フラジェールから1時間半くらいか。さすがにここには何人かハイキング客が見える。
小屋の中でコーヒーをいただいてピクニック。
ラック・ブランはまだほとんど凍っていて湖面は中央部にわずかに見えるだけ。
他は雪で覆われているので、小さな水溜りがあるだけのように見える。
ラック・ブランは標高2352m。
食事中に雪が降ってきた。
この標高でこの時期に雪とは…改めてここの緯度の高さを認識させられる。
帰りはおじさんが先に出発したので、僕とカミさんの二人で元来た道を降りはじめる。どうも僕らは下りが遅い。途中で若い人を含む本格的な装備のアルピニストの団体に抜かれる。
どこかの岩場でトレーニングしてきたのかもしれない。
雨がやや強くなってきた。
帰りもケーブルカー駅に近くなったと思われる林道で道を見失う。
いきなり工事中で通行止めの標識。
ちょっとガスっていてケーブルカー駅の場所も見えないので困ってしまうが、通行止めを無視して大きな水溜りを何とか迂回して進むとラ・フラジェールへの標識が現れてホッとする。
ケーブルカー駅に着いてケーブルカー待ちしていた先ほどのおじさんとも合流する。
この時間だとちょうどレ・プラからシャモニー行きのバス1時間に1本のバスに間に合わない。
でも、おじさんが川沿いに歩いていけば約30分くらいでシャモニーに行けると教えてくれたので、歩いて帰ることにする。
シャモニーのホテルに戻って登山靴を履いたままクランポンを持ってSANGLARD SPORTSへ。
クランポンの再調整を頼む。昨日と同じ高校生くらいに見える若いスタッフが調整するが、今回は僕らが付っきりで指示する。彼はほとんど素人みたい。
セミ・オートマチックのかかとの止め具の高さ調整用ネジのセッティングもおぼつかない。
素人の僕らが指示するんだからなんともはや…不安になってしまう。
何とか調整してもらって帰るときに店の女主人(?)に彼はあまり経験が無いみたいだけどって言ったら、やはり彼はまだ高校生でどうたらこうたらと言い訳していた。エキスパートが明日から来るので、調子悪かったらまた来てとも…
明日からはトレーニングで山に入っちゃうのでもう来れないのに。
結局、彼女はUVプロテクション用のリップ・スティックを1本タダでプレゼントしてくれた。
今日の夕食は昨日食べ過ぎた反省もあって、スーパーで野菜を買ってパンとチーズ、サラミ・ソーセージなどでホテルの部屋で簡単に済ませた。
明日からはいよいよマークの山岳ガイド会社のモンブラン・トレーニングコースが始まる。朝が早いので早めに就寝。
写真はラック・ブランで。
ラック・ブランは白い湖という意味。
天気がよければそこからのモンブランの眺めがすばらしく、湖面に映った逆さモンブランが味わえるとのことだが、今日の天気は冴えない。
朝から小雨模様。
上はゴアテックス雨具、下はゴアテックスのアルパイン・パンツをはいてほぼ完全武装で出発。
インフォメーション・センター近くのパン屋さんでフランス・パンを購入。昨日のパン屋さんとどちらがよいか比較のため。
シティ・センターのバス停で隣町のレ・プラ(Le Praz)行きのバスを待つ。
バスはホテルでもらったサービス券を見せればタダなのでありがたい。
レ・プラでバスを降りてラ・フラジェール(La Flegere)行きのケーブル・カー(日本語ではロープウェー)へ。
当初の計画ではラ・フラジェールからさらにチェアリフトでアンデックス(index)まで上がってからラック・ブランへ向かう予定だったが、切符売り場でアンデックスまで買おうとしたら、窓口のオバサンから雪が多いためアンデックスから行くのは止めたほうがいいとのアドバイスをもらう。
雪が多い場合には道迷いの危険が増すため、素直にアドバイスに従いラ・フラジェールまでの往復券を購入する。
ラ・フラジェールでも天気は相変わらずよくない。
標識に従って、林道を歩き出すといきなり東洋人の年配の男性とすれ違う。
あまり早い時間ではなかったので、湖から下りてきた方かと思ったのだが、声をかけたら日本人でどうも湖への道がよくわからなくて引き返してきたらしい。
林道がすぐに工事中(?)で途切れているようだ。
左側の斜面にフットパス(Footpath)らしきやや不鮮明な上り口があるので、3人でそこを登ることにする。標識も何もないのでやや不安。
道はあまりハッキリしない。右下に林道が見えるが確かに途切れているように見える。
やがて前方上方に標識としっかりとした道が現れてホッとする。
湖に向かうのは我々3人だけで他に誰も居ない。
こんな天気に湖に行くのはもの好きな日本人だけなんですかねぇ等と話しながら進む。男性はシャモニーの知人宅に長期滞在しながら周辺のハイキングを楽しんでいるとのこと。既に悠々自適の生活なのか…ちょっとうらやましい。
彼はアンデックスまで上がったがやはり道がわからなくてラ・フラジェールまで戻ってきたとのこと。僕らは切符売り場のオバサンのアドバイスに従って正解だったようだ。
道はトラバースしながらだらだらと登るが急なところはほとんどない。
晴れていれば右側にシャモニー・ヴァレーをはさんでモンブランやシャモニー針峰群やメールドグラス氷河などが見えるはずだが、眺望はほとんどない。
雪渓をいくつか渡ったところでラック・ブランの小屋が見えた。
ラ・フラジェールから1時間半くらいか。さすがにここには何人かハイキング客が見える。
小屋の中でコーヒーをいただいてピクニック。
ラック・ブランはまだほとんど凍っていて湖面は中央部にわずかに見えるだけ。
他は雪で覆われているので、小さな水溜りがあるだけのように見える。
ラック・ブランは標高2352m。
食事中に雪が降ってきた。
この標高でこの時期に雪とは…改めてここの緯度の高さを認識させられる。
帰りはおじさんが先に出発したので、僕とカミさんの二人で元来た道を降りはじめる。どうも僕らは下りが遅い。途中で若い人を含む本格的な装備のアルピニストの団体に抜かれる。
どこかの岩場でトレーニングしてきたのかもしれない。
雨がやや強くなってきた。
帰りもケーブルカー駅に近くなったと思われる林道で道を見失う。
いきなり工事中で通行止めの標識。
ちょっとガスっていてケーブルカー駅の場所も見えないので困ってしまうが、通行止めを無視して大きな水溜りを何とか迂回して進むとラ・フラジェールへの標識が現れてホッとする。
ケーブルカー駅に着いてケーブルカー待ちしていた先ほどのおじさんとも合流する。
この時間だとちょうどレ・プラからシャモニー行きのバス1時間に1本のバスに間に合わない。
でも、おじさんが川沿いに歩いていけば約30分くらいでシャモニーに行けると教えてくれたので、歩いて帰ることにする。
シャモニーのホテルに戻って登山靴を履いたままクランポンを持ってSANGLARD SPORTSへ。
クランポンの再調整を頼む。昨日と同じ高校生くらいに見える若いスタッフが調整するが、今回は僕らが付っきりで指示する。彼はほとんど素人みたい。
セミ・オートマチックのかかとの止め具の高さ調整用ネジのセッティングもおぼつかない。
素人の僕らが指示するんだからなんともはや…不安になってしまう。
何とか調整してもらって帰るときに店の女主人(?)に彼はあまり経験が無いみたいだけどって言ったら、やはり彼はまだ高校生でどうたらこうたらと言い訳していた。エキスパートが明日から来るので、調子悪かったらまた来てとも…
明日からはトレーニングで山に入っちゃうのでもう来れないのに。
結局、彼女はUVプロテクション用のリップ・スティックを1本タダでプレゼントしてくれた。
今日の夕食は昨日食べ過ぎた反省もあって、スーパーで野菜を買ってパンとチーズ、サラミ・ソーセージなどでホテルの部屋で簡単に済ませた。
明日からはいよいよマークの山岳ガイド会社のモンブラン・トレーニングコースが始まる。朝が早いので早めに就寝。
写真はラック・ブランで。
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