6月22日(火)、今日もトリエン小屋泊まりなので、着替えなど今日の行程に必要ないものは小屋に置いていく。
バックパックは軽い。
モンブランに向かう24日の行程がオリジナルのプランでは午後からだったのにコースの変更で午前中からに変更されるのに伴って、明日23日はなるべく早くシャモニーに下るようにするため、今日と明日の行程を入れ替えることになった。
今日のハイライトはサレーナ・パス(Saleina Pass)での氷壁登り。
トリエン・プラトーに降りてからクランポンを着け氷河を向こう岸に横断する。昨日よりももう少し下流(左側)の岸を目指す。
今日も快晴。
左側はるかかなたにマッターホルン頂上部の3角形が小さく見える。
対岸に渡ってコル・デ・プリネ(Col des Plines)から急斜面を下るが、このコルからの雲海の眺めがすばらしい。
この後、無人の避難小屋の前で小休止。
マークが世界で1番きれいなトイレと呼ぶ木製の小さな建物が断崖の上に立っている。
ここから少し登っていよいよサレーナ・パスへ。
斜度約45度。長さ60mくらいか。
急斜面でのアイス・アックスの使い方を教わる。
マークが先ず登って確保した後、登っていく。
アイス・アックス、右足、左足、といった順番で雪面に打ち込み/蹴りこみながら一歩一歩登る。
上に着いたところで大休止、ピクニック。
ここを越えると再びトリエン・プラトーに出る。
昨日とほぼ同じコースをたどって氷河を渡りトリエン小屋へ。
対岸に渡ったところで小屋に登る前に急な雪の壁のところで滑落停止訓練と懸垂下降、壁登りの訓練を行う。
まずは滑落停止訓練から。先生はマーク。
クランポンをはずしてまずはアイス・アックスなしで行う。
尻で滑り始めた後、体を反転させて手と靴先を雪面にかけて止める。
次にアイス・アックスを使っての場合。
フランス式ではアイス・アックスは必ずピックを進行方向に向けて握るので、滑落した場合にはまずアイス・アックスを持ち替える必要がある。
アイス・アックスを右手で持っていた場合にはまず左手でアイス・アックスのシャフトを掴み、ブレードの上から掴んでいた右手を下から掴むように持ち替えた後、体を左側に反転させてうつ伏せになりながらピックを雪面に突き刺して止める。
これを何度か繰り返して練習する。
フランス式のアイス・アックスのピックを必ず進行方向に向けて持つ方法はピックで自分の体を刺さないようにという理由だとのこと。
この後、ガイドのクリストフのところで懸垂下降の練習。
今日は自分でロープを緩めながら速度調整して下る。
恐る恐る、でもちょっとおもしろい。
下りはヨイヨイ。しかし、登りでちょっと手こずって最後は引っ張り上げられる。
簡単にはうまくいかないものだ。
カミさんも無事終了。登りは自分の方がうまかったと自慢げ。
これで今日の行程は終わり。
小屋に登って後はリラックス・タイム。
小屋の食堂でカミさんはどんぶり紅茶、僕はお腹が減っていたので野菜スープを頼む。野菜スープは薄味で香味野菜の微妙な風味がいい感じ。パンも付いてヴォリュームがあって大満足。
写真は1枚目がコル・デ・プリネで。
2枚目はドリーの避難小屋の前で。
3枚目はサレーナ・パスの登り。
バックパックは軽い。
モンブランに向かう24日の行程がオリジナルのプランでは午後からだったのにコースの変更で午前中からに変更されるのに伴って、明日23日はなるべく早くシャモニーに下るようにするため、今日と明日の行程を入れ替えることになった。
今日のハイライトはサレーナ・パス(Saleina Pass)での氷壁登り。
トリエン・プラトーに降りてからクランポンを着け氷河を向こう岸に横断する。昨日よりももう少し下流(左側)の岸を目指す。
今日も快晴。
左側はるかかなたにマッターホルン頂上部の3角形が小さく見える。
対岸に渡ってコル・デ・プリネ(Col des Plines)から急斜面を下るが、このコルからの雲海の眺めがすばらしい。
この後、無人の避難小屋の前で小休止。
マークが世界で1番きれいなトイレと呼ぶ木製の小さな建物が断崖の上に立っている。
ここから少し登っていよいよサレーナ・パスへ。
斜度約45度。長さ60mくらいか。
急斜面でのアイス・アックスの使い方を教わる。
マークが先ず登って確保した後、登っていく。
アイス・アックス、右足、左足、といった順番で雪面に打ち込み/蹴りこみながら一歩一歩登る。
上に着いたところで大休止、ピクニック。
ここを越えると再びトリエン・プラトーに出る。
昨日とほぼ同じコースをたどって氷河を渡りトリエン小屋へ。
対岸に渡ったところで小屋に登る前に急な雪の壁のところで滑落停止訓練と懸垂下降、壁登りの訓練を行う。
まずは滑落停止訓練から。先生はマーク。
クランポンをはずしてまずはアイス・アックスなしで行う。
尻で滑り始めた後、体を反転させて手と靴先を雪面にかけて止める。
次にアイス・アックスを使っての場合。
フランス式ではアイス・アックスは必ずピックを進行方向に向けて握るので、滑落した場合にはまずアイス・アックスを持ち替える必要がある。
アイス・アックスを右手で持っていた場合にはまず左手でアイス・アックスのシャフトを掴み、ブレードの上から掴んでいた右手を下から掴むように持ち替えた後、体を左側に反転させてうつ伏せになりながらピックを雪面に突き刺して止める。
これを何度か繰り返して練習する。
フランス式のアイス・アックスのピックを必ず進行方向に向けて持つ方法はピックで自分の体を刺さないようにという理由だとのこと。
この後、ガイドのクリストフのところで懸垂下降の練習。
今日は自分でロープを緩めながら速度調整して下る。
恐る恐る、でもちょっとおもしろい。
下りはヨイヨイ。しかし、登りでちょっと手こずって最後は引っ張り上げられる。
簡単にはうまくいかないものだ。
カミさんも無事終了。登りは自分の方がうまかったと自慢げ。
これで今日の行程は終わり。
小屋に登って後はリラックス・タイム。
小屋の食堂でカミさんはどんぶり紅茶、僕はお腹が減っていたので野菜スープを頼む。野菜スープは薄味で香味野菜の微妙な風味がいい感じ。パンも付いてヴォリュームがあって大満足。
写真は1枚目がコル・デ・プリネで。
2枚目はドリーの避難小屋の前で。
3枚目はサレーナ・パスの登り。
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