Project "M" - Chamonix Day 3
Project "M" - Chamonix Day 3
Project "M" - Chamonix Day 3
6月26日(土)、ゆっくり起きた。

朝食がおいしい。
今日の予定は特に決めていなかったのだが、去年マークから教えてもらったレズーシュ近くのアニマル・パークに行くことにした。
レズーシュの鉄道駅から徒歩だと1時間30分くらいかかるらしい。
さすがに足には長時間歩いた疲労感はあるが、筋肉痛はないみたいなので大丈夫だろうと判断した。
エギーユ・ドゥ・ミディからケーブルカーで氷河見物をしながらイタリアに行くというアイディアもあったが、氷河は既に十分歩いたしというカミさんの一言で却下となった。
動物園の方がだいぶ経済的だという判断もあって結局こうなった。

ホテルのフロントでバス乗り場の場所と降りるべきバス停を教えてもらった。
乗り場はホテル近くの橋のたもと。
ちょうど広場で朝市が開かれていてバスを待っている間、いろいろ見て回った。
大きな冷蔵庫付きの車でお店を出しているチーズやソーセージ、ハムの店、ジャムや蜂蜜のお店。
果物屋、八百屋、衣料品、骨董品の店など見ていてなかなか飽きない。

メイリー(Mairie) のバス停で降りて、まずレズーシュの鉄道駅までの道を探すが特に標識もないので反対方向に歩き出したりして少し道に迷う。
やっと駅に行く降り口を見つけると後は標識が示してくれる。
歩行者用の道をたどってアニマル・パークへ。
今日は本格的な登山道は歩かないと思ってスニーカーで来たのだが、石ゴロゴロの道なので登山靴の方がよかったかもしれない。
途中すれ違った人たちはちゃんとした登山の装備だった。
もっとも、彼らは動物園よりさらに上の登山道から来たのかもしれないが…

だらだら登る山道は疲労が抜けない体には楽ではないが、急ぐ必要もないのでブラブラ歩き。
アニマル・パークの入り口ゲートまではやはり1時間半くらいかかったと思う。
入り口ゲートに園内ではピクニック禁止、ドリンク禁止の看板がかかっている。
飲食は園内の売店、食堂に限られていてピクニックは許されていないようだ。
これはちょっと誤算。動物の保護のためらしい。
ゲートを入ってすぐのところにあるチケット売り場で聞いたらゲートの外にあるベンチだったらピクニックOKということなので一旦外に出てピクニックの後、入園することにした。

パーク内は動物放し飼い。ただ道を外れたり動物たちに近づきすぎてはいけないとパンフレットに書いてある。
中は思っていたよりもかなり狭い。30分もあれば回れてしまいそうだ。
動物も少ない。結局、遠目に拝んだ鹿(?)とラマにしか出会えなかった。
でも、シャモニー・ヴァレーを挟んで向こう側に見えるモンブランの姿が美しい。
まあ、景色がよかったので良しとしましょう。

帰りはシャモニーまで1時間30分の標識を見つけたので、それに従って直接シャモニーに下りることにした。
要所に標識があるので道に迷うことはなかったが、道中誰にも会わなかったのはちょっと寂しかった。
今日はそんなに歩くつもりはなかったのに結局3時間余りも歩いてしまった。

夕食はシャモニー駅近くの昨年も入ったサヴォワ料理の店でと思ったのだが、満員でダメみたい。
モンブランに登る前の日にお休みだったイタリア料理のお店の前にも行列ができている。
今日は少し出遅れたようだ。
しょうがないのでイタリア料理店の隣のメキシコ料理/ステーキ・ハウスに入る。
昨日のステーキが今一だったので、口直ししたかったこともある。
カミさんと大きなサラダ一皿をシェアして、あとはそれぞれフィレ・ステーキを注文する。
僕はトマト・ソース、カミさんはキノコ・ソース。
これはヴォリュームがあって、肉も柔らかく、ソースもなかなか良し。
今日はカミさんも大きな肉を完食。大満足でホテルに戻った。

ホテルでマークからの伝言を受け取る。
留守中に電話をくれたらしい。明日の12時にまたかけ直すとのこと。
ちょっと変な時間だけど明日は特に予定もないのでお昼にはホテルにいることにしよう。

写真はアニマル・パークで。
1枚目、2枚目はモンブランをバックに。ちょっと雲がかかっているが惜しい。
3枚目はラマと一緒に。

コメント