夏の思い出 @ 双六岳/三俣蓮華岳/鷲羽岳/笠ヶ岳 - Part 2
夏の思い出 @ 双六岳/三俣蓮華岳/鷲羽岳/笠ヶ岳 - Part 2
夏の思い出 @ 双六岳/三俣蓮華岳/鷲羽岳/笠ヶ岳 - Part 2
昨年の槍ヶ岳と同様、今回も天気に恵まれた。
25日はガスっていて笠ヶ岳へのアプローチや山頂での眺望がよくなかったが、行動中は雨には降られなかった。
笠ヶ岳山荘での夕食時に夕立が来たくらい。
各山荘での朝も風がないので、ゴアテックス雨具を着けることもなかった。
最終日の26日は新穂高温泉から松本までの乗り合いタクシーの中でかなり激しい通り雨(?)にあったが、濡れずにすんだ。
まったく、幸運だった。

やはり笠ヶ岳は立派な山だった。三俣蓮華岳や最終日の尾根線上や杓子平からの姿は大迫力。
三俣蓮華岳は不思議な山。双六岳方面から見ると頂上付近はなだらかだし、なんか冴えないお姿。
でも鷲羽岳や三俣山荘から見ると雪渓もアクセントになっていてなかなかカッコいい。
頂上からは雲の平や薬師岳の眺めが素敵だし、遠く剣岳まで拝める眺望のよさ。
三俣山荘から見上げる鷲羽岳も迫力十分で、その登山道もいかにもタフそう。
蝶槍から見る常念岳の登山道に似ている感じ。
鷲羽の頂上から見る水晶岳はなかなか立派。

行程中の所要時間は苦手の下りを含めてほぼコースタイム。
でも例外は三俣山荘から鷲羽岳までの時間で、軽いザックだったのにもかかわらず登りに約1時間10分+、下りも1時間+くらいを要した。
僕らの持っているガイドブックではコースタイム登り1時間、下り40分になっている。
僕らのペースが遅すぎたということもあるかもしれないけれど、このコースタイムはちょっと厳しいかも。
でも、まあこんなスローペースのおかげで苦しい思いをすることもなく、筋肉痛になることもなく、山を楽しむことができた。
無事降りてこられたことを山の神様に感謝。
でも、実は最後の日にどうもカゼをひいてしまった。
朝起きたらノドが痛かった。症状はだんだん悪化してこの日記を書いている今でも鼻水と咳が残っていてやや不調。結局、ほとんど熱は出なかったのだけれど不快な症状が長引いている。
それと、笠新道の下りでバランスを崩して上体を右にひねった時に右肋骨付近を痛めてしまった。
これも幸い骨には異常はなかったがまだ、多少うずく時がある。
情けない。歳のせいか回復に時間がかかるみたい。

写真は最初が鷲羽岳からの三俣蓮華岳。
2枚目は笠ヶ岳山荘でのご来光。
3枚目は笠新道、抜戸岳南稜からの笠ヶ岳。

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