音楽室（ウチのリスニングルームはピアノも同居しているので音楽室なんです）にお通しすると、話し声の聞こえ方からご自宅と比較して高域の残響が多いことを指摘されました。高音の残響をもう少し増やしたいと考えられていたNさんは石井式リスニングルーム独特の響き敏感に感じ取って好感を持たれたようです。
こちらとしては前日にショックを受けていたので、オーケストラはあまりかけたくなかったのですが…
まあ、そんなわけにもいかずSACDマルチで、最初は静かなところからフォーレのレクイエム、Julia Fischerのバッハ無伴奏と始めてさらにクライバーの椿姫、プロコフィエフのキージェ中尉などなど次々と聴いていただきました。
以外（？）にもHS-500を気に入っていただけたようで、後からメールで次のようなコメントをいただきました。
うれしくなってしまったので失礼を顧みずメールから転載させていただきます。
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普通、楽器の横位置の方向感は分かりますが、タテの奥行き感即ち楽器の距離感は曖昧なものですが、HS-500では距離感がはっきり出て、こんなスピーカに今まで出会ったことはありません。位相特性が抜群であるため、サラウンドの効果が最大限発揮されているためでしょう。今後とも長く現役で使って行くべきスピーカであると思いました。
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昨年、センターに置いてあったTVを撤去してから奥行き感が改善されたことは確かなのですが…、お世辞が入っているとはいえこんなにほめていただいてさぞかしHS-500も喜んでいるでしょう。
お茶などをはさみながらマルチchのこと、Nさんの現役時代のお仕事のこと、海外へ行った時のお話など途中からカミさんも加わって楽しいお話を聞かせていただきました。
Nさん、楽しい時間をありがとうございました。
Nさんのシステムは私のオーケストラ再生におけるスケール感の基準になりましたので、またお訪問の機会をいただければと思っています。
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