今回の目玉はVersion-upが進んだLaser Turntable、ELP。
それからもう一つはマルチ・アンプの低音用、高音用、そしてスーパー・トゥイータ用の3台のパワー・アンプを一新したこと。
3台とも業務用のAmcron。XLS402、D-75、D-45。
たぶんアンプが変わったせいだと思いますが、安定感と奥行き感が増したちょっぴりクールな音になった感じです。
最初はアルテック A5からスタートしたのですが、てっきりHS-500が鳴っていたのと勘違いしてしまいました。
アルテックでこの繊細感と定位感を得ているのは脅威的。
これはOld邸のA5に使われているマルチセルラーホーンの性格も大きく貢献していると思います。
僕のアルテックに対する原イメージは学生時代に音楽室に置いてあったA7で、おおらかで豪快な鳴りっぷりでしたが悪く言うとホーン臭さ丸出しの大味な音。
でも、鎌倉のN氏邸のA4もそうなのですが、マルチセルラーホーンはその図体のイメージとは裏腹に非常に繊細な再生音を持っています。
僕がアルテックに対して持っていた原イメージはA7やA5の一部に使用されているセクトラル・ホーンの音だったわけですが、マルチセルラーホーンは全く異なる性格の持ち主のようです。
そして、Laser Turntable、ELP。
詳細は以下のURLで。
http://www.new-lt.com/
Oldさんが最初に導入された時とは雲泥の違い。
Oldさんはプチプチノイズ除去のためDe-Clickerを使用されているのですが、これを入れると若干鮮明度が落ちます。
44.1KHz/16bitでデジタル処理されているからのようです。
試にローズマリー・クルーニーをDe-Clickerなしで聴かせていただきましたが、その鮮度はびっくり。
ELPでは現在、192KHz/24bit処理のDe-Clickerを開発中とのこと。Oldさんは今それができるのを待っているのです。
HS-500も相変わらず元気な音を聴かせてくれました。
HS-500が元気だと僕もうれしいのです。
Oldさん、ありがとうございました。
次回はTANNOYもお聴かせください。
写真は広角を使ってもスピーカーの全体像が撮れないので左右別々に1枚目と2枚目に収めました。
残念ながらアルテックA5のウーファ部は隠れてしまってうまく見れませんでしたが…
新しいパワー・アンプ群は3枚目の写真の左側ラックの下から2番目の棚にコンパクトに納まっています。
コメント