Project "IP" - Kathmandu Day 6 (Kathmandu - Narita)
10月31日。

いよいよカトマンドゥ最終日。
昨日、グエンからもらって飲んだアスピリンが効いたせいか気分は少しいい。
熱が多少下がったのかもしれない。グエンに感謝。
まだ、平熱ではないけれど何とか帰れそうだ。

ゆっくり起きて朝食をとった。
スペイン・チームは既に出発した。
ダッフルバッグの切れた部分にガム・テープを貼って補修。
何とか家までもって欲しい。

空港行きのクルマに乗り込むときにニーマさんがカタをかけてくれる。
ダドマさんやテンジン、ニーマ家の皆さんとお別れの挨拶。
本当にお世話になりました。

空港でチェックインカウンターまで案内してくれる親切な人がいたけれどやっぱりあとからチップをせびられる。幸か不幸か僕らはもうネパール・ルピーも少額のドル札も持っていなかったので勘弁してもらった。
チェックインは難なく完了。ダッフルバッグの重量はぎりぎりだったと思うのでちょっと心配したけれど問題はなかった。

タイ航空の僕らの便は遅れているようだ。
係りの人が教えてくれた搭乗口付近の待合室でひたすら待った。搭乗口には案内板もなく、Flight Numberの表示もないので、アナウンスだけが頼り。そのアナウンスもナマリが強い英語で聞き取りにくい。
約1時間遅れで出発。

バンコックの空港に着くとここはホントに国際レベルのきれいな空港なのでカトマンドゥとの落差を感じる。
乗り継ぎの待ち時間が長いので搭乗口付近の待合室が開くまでの時間、手前のベンチで休憩。同じ便に乗るネパールの娘さんに声をかけられて少しおしゃべり。
日本で勉強しているらしい。日本での住所が僕らのウチからそんなに遠くないところなのでびっくり。インド系の顔立ちの美人さんだが、きれいな日本語をしゃべる。
ネパール語、インド語、英語、日本語などを操るマルチリンガル。
ネパールの裕福な人たちは外国語教育や留学などに熱心のようだ。
これはニーマさん、ダドマさんたちも同じ。
ネパールは観光立国なのでまず、英語など外国語ができないと収入の良い仕事に就けないらしい。

僕の体調は良くはないけれど、タイ航空の食事は悪くないので何とかある程度は食べられる。
成田について検疫のところの体温チェックでひっかからないかヒヤヒヤしたけれど無事通過。預けた荷物を受け取れたときはほっとした。

電車の乗換がつらいので最寄りの駅までノンストップで行くバスを利用した。
そこからは自宅までタクシーを拾う。
3週間以上家を空けたけれど、留守中、義理の両親や妹たちが来てくれて庭の手入れまでしてくれたおかげで出かける前よりきれいになっていたのでびっくり。
感謝。

かなりヨレヨレだけど無事に帰ってこれてよかった。感謝。

ここまでこの旅行記の駄文に付き合ってくださった皆様にも感謝です。


写真はカトマンドゥ空港の国際線搭乗口。


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