Grand Paradiso & Monte Rosa - Grand Paradiso Day 5
Grand Paradiso & Monte Rosa - Grand Paradiso Day 5
Grand Paradiso & Monte Rosa - Grand Paradiso Day 5
7月5日(金)、グラン・パラディソ・トレッキング5日目。このトレッキングの最終日。

朝、3:30に起床、4:30頃出発。
今日はいくつか氷河を超えて駐車場のあるポントへ通じる谷間のフットパスをたどる予定。
ただ、オディーレとジェラールはこの氷河コースではなく、ポントへダイレクトに向かうフットパスを下りるので別行動。朝も遅い時間に起きるとのこと。
彼らにとってはグラン・パラディソの登頂は15年来の夢だったそうで、それが達成できたのでもう満足みたいだ。

というわけで今日のメンバーはマークとノエル、デジエ、カミさんと僕。
今朝も気温はそんなに低くないので、雪の状態が悪い。ズボズボ沈むので歩きにくい。
予定ではもう少し上まで上がるルートだったのだけれど、雪の状態が悪いので少しショートカットにするとマークから説明があった。
最初の氷河を登って峠を越した後はいくつかの氷河のトラバース。
途中、急な下りがあって、そこはコンティニュアス(ロープト・パーティーが繋がった状態で同時に歩行すること)ではなく、マークが上で確保した状態で4人が先に下りる。
雪が時々深く沈むのでバランスを崩しやすい。
ポントへ通じる谷の氷河は下に川が流れているのでちょっと緊張感を強いられる。
先頭のマークが深く雪にはまってみんなであわててバックするなんてことがあった。

フットパスに出るころには太陽も高くなって暑くなってきた。
その後はだらだらと周りの景色を楽しみながら下る。
途中、マーモットやアイベックス(フランス語ではブクタンというらしい)に出会いながらお昼頃ポントに到着。
オディーレとジェラールが待っていてくれて、ここでみんなで握手、ハグ、フランス式のキッス。
ホテルのレストランでお茶を飲んだ後、行きと同様2台の車に分乗しシャモ二―に向かった。
イタリア側から見るモンブランはやはり険しい表情を見せて迫力がある。

ホテル・デラルヴェで下してもらってここでみんなとお別れをした。いいトレッキングだった。

ホテルでまずシャワーを浴びたら2時過ぎになってしまって、この時間だと食事ができるレストランがない。
2時ころから7時くらいまでは飲み物だけというレストランが多いようだ。
しばらく野菜をとっていなかったのでサラダを食べようということになってスーパーで大きなサラダのパック(ドレッシングやフォークも付いていてそのまますぐに食べられるようになっている。)やトマトなどを買ってホテルで食べることにする。

夕食はカジュアルなイタリアン・レストランで。
僕は串焼きの牛のバーベキュー。おいしかったけれど量がいまいち。カミさんの頼んだフィレのステーキは薄くてあまりおいしくなかったらしい。
でも、ビールで乾杯し、サラダをたっぷり食べてまあまあ満足。

最初の写真は昨日の午後のヴィットリオ・エマヌエレ小屋のテラスで。
2枚目、3枚目は帰りの氷河の上で。

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