7月9日(火)、モンテローザ3日目。
今日はモンテローザ・ハットから下ってツェルマット経由でシャモニーまで帰る。
5時朝食。
モンテローザ、デュフール・スピッツェへの登山者は既に出発しているはず。
朝食の時にイギリス人の年配のご夫妻と同席したが、彼らはモンテローザのマルゲリータ小屋(Signalkuppe(シグナルクッペ 4559m)頂上)に向かうという。
下りがない分出発が遅くてもOKなのだ。
Have a nice day. Good luck for your ascend. と声をかけて先に失礼した。
彼らの山岳ガイドはツェルマットの若いガイド。
マークがクレバスが多いから大丈夫かなとちょっと心配していた。
行きに来たVia Ferrataを下り、ゴルナーグラート氷河に降りて横断する。
行きには着けなかったクランポンを今日は装着。
単独行の大柄な男性登山者が一人僕らの後についてくる。
マークによると彼は今日朝早くデュフール・スピッツェへ向かったけれど、雪の状態が悪くて引き返してきたらしい。
すごく大きなバックパックを背負っている。
氷河上にはところどころに標識があってここはガイド無しでも歩けるところなのだけれど、なにしろクレバスが多いので氷河歩きに慣れていない登山者にとってはルートファインディングは楽ではない。
彼はマークのガイドを頼りについてくるのだろう。
マークはもし彼が一言ついて行ってもいいかと聞いてくれたならOKと言ったけれどことわりなしについてくるのは礼儀知らずなので一切手助けしないと言っていた。なるほど、やっぱりちょっとした心遣いが大切というのは万国共通のものなのだ。
マークはその登山者が氷河上に土砂がかかった場所でクランポンを外したのを見てクレージーだとひと言。
氷河を横断して長い梯子を上ったところで大休止。
ここから先は緩やかな登りのフットパス。カミさんが先導した。
この新しいガイドはかなり速いペースで引っ張るのでついていくのに苦労した。
生意気にも振り返ってマークに "Are you OK?" とか聞いていた。
いつもマークが僕らにペースが早すぎないか聞いてくれたように…
途中、先行する例の単独行登山者もすんなり抜き去った。
彼はバックパックが重すぎて登りではペースが遅かった。
やがてローテンボーデンの駅へ。
日本人のツアーグループが一組休んでいた。
下りの電車がそんなに待たずにやってきた。
満員だったので、ツェルマットまで立ちんぼかと思ったらほとんどの乗客がここで降りた。
それもほとんど全員が日本人ツアー客。これにはビックリ。
マークも目を丸くしていた。
続く…。
写真はゴルナーグラート氷河で、リスカムをバックに。
ヘルメットはこんなところでは必要ないのだけれど、バックパックへの収納に困って頭で運んだ。
今日はモンテローザ・ハットから下ってツェルマット経由でシャモニーまで帰る。
5時朝食。
モンテローザ、デュフール・スピッツェへの登山者は既に出発しているはず。
朝食の時にイギリス人の年配のご夫妻と同席したが、彼らはモンテローザのマルゲリータ小屋(Signalkuppe(シグナルクッペ 4559m)頂上)に向かうという。
下りがない分出発が遅くてもOKなのだ。
Have a nice day. Good luck for your ascend. と声をかけて先に失礼した。
彼らの山岳ガイドはツェルマットの若いガイド。
マークがクレバスが多いから大丈夫かなとちょっと心配していた。
行きに来たVia Ferrataを下り、ゴルナーグラート氷河に降りて横断する。
行きには着けなかったクランポンを今日は装着。
単独行の大柄な男性登山者が一人僕らの後についてくる。
マークによると彼は今日朝早くデュフール・スピッツェへ向かったけれど、雪の状態が悪くて引き返してきたらしい。
すごく大きなバックパックを背負っている。
氷河上にはところどころに標識があってここはガイド無しでも歩けるところなのだけれど、なにしろクレバスが多いので氷河歩きに慣れていない登山者にとってはルートファインディングは楽ではない。
彼はマークのガイドを頼りについてくるのだろう。
マークはもし彼が一言ついて行ってもいいかと聞いてくれたならOKと言ったけれどことわりなしについてくるのは礼儀知らずなので一切手助けしないと言っていた。なるほど、やっぱりちょっとした心遣いが大切というのは万国共通のものなのだ。
マークはその登山者が氷河上に土砂がかかった場所でクランポンを外したのを見てクレージーだとひと言。
氷河を横断して長い梯子を上ったところで大休止。
ここから先は緩やかな登りのフットパス。カミさんが先導した。
この新しいガイドはかなり速いペースで引っ張るのでついていくのに苦労した。
生意気にも振り返ってマークに "Are you OK?" とか聞いていた。
いつもマークが僕らにペースが早すぎないか聞いてくれたように…
途中、先行する例の単独行登山者もすんなり抜き去った。
彼はバックパックが重すぎて登りではペースが遅かった。
やがてローテンボーデンの駅へ。
日本人のツアーグループが一組休んでいた。
下りの電車がそんなに待たずにやってきた。
満員だったので、ツェルマットまで立ちんぼかと思ったらほとんどの乗客がここで降りた。
それもほとんど全員が日本人ツアー客。これにはビックリ。
マークも目を丸くしていた。
続く…。
写真はゴルナーグラート氷河で、リスカムをバックに。
ヘルメットはこんなところでは必要ないのだけれど、バックパックへの収納に困って頭で運んだ。
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