6月16日、エクラン・トレッキングの3日目。
起床の時間は昨日と同じ4時ちょっと前だったと思う。
記録し忘れた。
ちょっとガスっていて、小雨模様。これで先へ進んで大丈夫なのだろうか?
アルパインパンツだけではちょっと心配なので、ゴアテックスの雨具のパンツを上から履く。
5時前に出発。ラウルがわざわざ玄関で見送ってくれる。
トーチライトを点けて出発。氷河へ下りてからロープを付ける。
マーク、カミさん、僕、ピエール、セルジュの順番。
セレ氷河をひたすら登る。マークのペースは速くない。
緩やかな登りの後、斜面はやや急になりセラック帯を左に巻いて最後はそのセラック上部を左から右にトラバースして緩やかな斜面を登りセレのコルを目指す。
雨は止んで天気は少しづつ快方に向かっているようだ。
コルの直前で雪の斜面が急になるが、その急な斜面でマークからヘルメット装着とアイスアックスへの持ち替えの指示がでる。こんなところでと思うが、しょうがないので足場やバックパックの置き場をなんとか確保してヘルメットをかぶり、アイスアックスを持つ。以前ヘルメットを落とした前科があるのでここは注意深く…。ヘルメットのアゴ紐のロックがなかなかうまくかからなくて苦労する。
やっとの思いで装備を整え、クランポンの前爪をけりこみ、アイスアックスを打ち込みながら最後の急登。
コルの頂上からは岩場の急な下り。クランポンで岩をカリカリ言わせながら下る。モンブランのグーテ小屋直下の岩場よりも斜度があり、ところどころ足の置き場に苦労しながら慎重に下りるので時間がかかる。
先行する男性3人のガイドレスのパーティーが氷河に下りたところで急な雪面を下りるのに時間がかかっている。それを待つ僕らは岩の斜面で立ち休憩。
30mほどの急な雪の斜面だが、先行パーティは上部で一人が確保して最初の一人が前向きで、次はクライミングダウンでひとりづつ下りるので時間がかかった。
僕らは、マークが確保した状態で前向きに4人つながったまま下りたので比較的短時間で降りることができたと思う。
ここからは、ピラット氷河。踊り場のようなモレーンで小休止。
ピラット氷河を下り、氷河左岸の岩場にあるピラット小屋への登り口に向かう。
ほとんど垂直な岩壁に見える。
あんな急な岩場をどうやって登るのかと思ったら、やっぱりまたハシゴやワイヤーロープなどのVia Ferrata。
マークが最初に登って確保したのちカミさん、僕の順番で登っていくが、途中、足の置き場が見つからなくて苦労する。岩に張り付いたまましばらくもがいた。この後も冷や汗をかきながら登った。
この最後の岩登りについての記述はコース説明には全くなかったけれど…う~ん。
やっとの思いでピラット小屋到着。ここで大休止。
セレのコルの下りやピラット小屋への岩登りなど僕らにとっては結構大冒険だった。緊張を強いられたし、筋力も使ったので疲れた。
昨日ここに来れた場合には1日の行程はここで終わりだったのだけれど…日程が1日ずれたために今日はこれからタンプル・エクラン小屋まで登らなくちゃならない。ヤレヤレ。
続く…
写真は朝、セレ小屋の玄関で、ラウルが見送ってくれる。右からセルジュ、ピエール、ラウル、カミさん、マーク。
2枚目はセレのコルで。
3枚目はセレのコルから下ってきた岩場の下端で渋滞のため小休止。
起床の時間は昨日と同じ4時ちょっと前だったと思う。
記録し忘れた。
ちょっとガスっていて、小雨模様。これで先へ進んで大丈夫なのだろうか?
アルパインパンツだけではちょっと心配なので、ゴアテックスの雨具のパンツを上から履く。
5時前に出発。ラウルがわざわざ玄関で見送ってくれる。
トーチライトを点けて出発。氷河へ下りてからロープを付ける。
マーク、カミさん、僕、ピエール、セルジュの順番。
セレ氷河をひたすら登る。マークのペースは速くない。
緩やかな登りの後、斜面はやや急になりセラック帯を左に巻いて最後はそのセラック上部を左から右にトラバースして緩やかな斜面を登りセレのコルを目指す。
雨は止んで天気は少しづつ快方に向かっているようだ。
コルの直前で雪の斜面が急になるが、その急な斜面でマークからヘルメット装着とアイスアックスへの持ち替えの指示がでる。こんなところでと思うが、しょうがないので足場やバックパックの置き場をなんとか確保してヘルメットをかぶり、アイスアックスを持つ。以前ヘルメットを落とした前科があるのでここは注意深く…。ヘルメットのアゴ紐のロックがなかなかうまくかからなくて苦労する。
やっとの思いで装備を整え、クランポンの前爪をけりこみ、アイスアックスを打ち込みながら最後の急登。
コルの頂上からは岩場の急な下り。クランポンで岩をカリカリ言わせながら下る。モンブランのグーテ小屋直下の岩場よりも斜度があり、ところどころ足の置き場に苦労しながら慎重に下りるので時間がかかる。
先行する男性3人のガイドレスのパーティーが氷河に下りたところで急な雪面を下りるのに時間がかかっている。それを待つ僕らは岩の斜面で立ち休憩。
30mほどの急な雪の斜面だが、先行パーティは上部で一人が確保して最初の一人が前向きで、次はクライミングダウンでひとりづつ下りるので時間がかかった。
僕らは、マークが確保した状態で前向きに4人つながったまま下りたので比較的短時間で降りることができたと思う。
ここからは、ピラット氷河。踊り場のようなモレーンで小休止。
ピラット氷河を下り、氷河左岸の岩場にあるピラット小屋への登り口に向かう。
ほとんど垂直な岩壁に見える。
あんな急な岩場をどうやって登るのかと思ったら、やっぱりまたハシゴやワイヤーロープなどのVia Ferrata。
マークが最初に登って確保したのちカミさん、僕の順番で登っていくが、途中、足の置き場が見つからなくて苦労する。岩に張り付いたまましばらくもがいた。この後も冷や汗をかきながら登った。
この最後の岩登りについての記述はコース説明には全くなかったけれど…う~ん。
やっとの思いでピラット小屋到着。ここで大休止。
セレのコルの下りやピラット小屋への岩登りなど僕らにとっては結構大冒険だった。緊張を強いられたし、筋力も使ったので疲れた。
昨日ここに来れた場合には1日の行程はここで終わりだったのだけれど…日程が1日ずれたために今日はこれからタンプル・エクラン小屋まで登らなくちゃならない。ヤレヤレ。
続く…
写真は朝、セレ小屋の玄関で、ラウルが見送ってくれる。右からセルジュ、ピエール、ラウル、カミさん、マーク。
2枚目はセレのコルで。
3枚目はセレのコルから下ってきた岩場の下端で渋滞のため小休止。
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