YAMAHA GT-2000 Part2
2007年8月4日今日はYAMAHA GT-2000 の続編。
なぜこのプレーヤなのか?
若い頃、欲しかったけど買えなかった?
当時なかなか買える値段ではなかったというのはそうなんだけど、そのときはそれほど欲しかったという訳ではない。
このプレーヤは当時の主流だったダイレクトドライブ(DD)方式のターンテーブルなんですが、このモータはヤマハが音響映像メーカの犬印社に特注したもの。そして僕は当時犬印社で、このモータの駆動・制御回路を設計していたんです。
そしてこれは僕の設計したフォノ・モータ制御回路としては記念碑的作品。
原理的にコギング(モータの磁極とコアのスロットによって生じるトルクムラ)のないスロットレスのモータ本体と相まって、ワウフラッタも極限まで低い値に達していたと記憶しています。
というわけで、記念の意味もありぜひ欲しかったものですが、僕は当時から、ビクターブランドのターンテーブルTT-81をベースにしたプレーヤ・システムを持っていたのでなかなかもう一台加えることができなかったのです。
でも、ここへ来てやはりどうしても自分のものにしたくなっちゃった。TT-81は悪くはなかったけれど、自分の設計じゃないし、モータ本体、駆動・制御回路とも後発のGT-2000用のモータのほうが完成度は高いので、もはや生産不可能になっている究極のDDプレーヤとして持っておきたい。
というのが今回のGT-2000入手の動機。
入手したGT-2000は外観上は傷などもありますが、機能上は問題ないし、オートリフターYAL-1、外部定電圧電源YOP-1が付属しているのもうれしい。
特にYOP-1のおかげでブレーキ機能が働くのはブレーキ回路の設計で苦労した僕にとっては本当にうれしいことなんです。
ただ、ヤマハがプレーヤ全体の設計上、何で外部電源を使った時だけしかブレーキ機能を働かせないようにしたのかは僕にとって未だに謎なんですけれど。
だってブレーキ機能などはすべて駆動回路の中に盛り込み済みなんですから…。
ともあれ、GT-2000は無事ウチのシステムの中にとりこまれました。とっかえひっかえ交換して聴き比べたわけではないので正確なところはわかりませんが、こころなしかTT-81のシステムよりは安定感のあるサウンドに聴こえます。
気のせい?どうなんでしょう?
なぜこのプレーヤなのか?
若い頃、欲しかったけど買えなかった?
当時なかなか買える値段ではなかったというのはそうなんだけど、そのときはそれほど欲しかったという訳ではない。
このプレーヤは当時の主流だったダイレクトドライブ(DD)方式のターンテーブルなんですが、このモータはヤマハが音響映像メーカの犬印社に特注したもの。そして僕は当時犬印社で、このモータの駆動・制御回路を設計していたんです。
そしてこれは僕の設計したフォノ・モータ制御回路としては記念碑的作品。
原理的にコギング(モータの磁極とコアのスロットによって生じるトルクムラ)のないスロットレスのモータ本体と相まって、ワウフラッタも極限まで低い値に達していたと記憶しています。
というわけで、記念の意味もありぜひ欲しかったものですが、僕は当時から、ビクターブランドのターンテーブルTT-81をベースにしたプレーヤ・システムを持っていたのでなかなかもう一台加えることができなかったのです。
でも、ここへ来てやはりどうしても自分のものにしたくなっちゃった。TT-81は悪くはなかったけれど、自分の設計じゃないし、モータ本体、駆動・制御回路とも後発のGT-2000用のモータのほうが完成度は高いので、もはや生産不可能になっている究極のDDプレーヤとして持っておきたい。
というのが今回のGT-2000入手の動機。
入手したGT-2000は外観上は傷などもありますが、機能上は問題ないし、オートリフターYAL-1、外部定電圧電源YOP-1が付属しているのもうれしい。
特にYOP-1のおかげでブレーキ機能が働くのはブレーキ回路の設計で苦労した僕にとっては本当にうれしいことなんです。
ただ、ヤマハがプレーヤ全体の設計上、何で外部電源を使った時だけしかブレーキ機能を働かせないようにしたのかは僕にとって未だに謎なんですけれど。
だってブレーキ機能などはすべて駆動回路の中に盛り込み済みなんですから…。
ともあれ、GT-2000は無事ウチのシステムの中にとりこまれました。とっかえひっかえ交換して聴き比べたわけではないので正確なところはわかりませんが、こころなしかTT-81のシステムよりは安定感のあるサウンドに聴こえます。
気のせい?どうなんでしょう?
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